Q:細野さんはharuのブランド名、ロゴマーク、コンセプトの言語化、もちろんシャンプー開発と、1番最初のコンセプトブックにも関わっていたと聞いています。当時どんな思い出がありますか?やはり苦労もあったのでしょうか?
細野:実は立ち上げの最初は、そこまで苦労はしていないかな。というのも、鮫島さんが「こんなこと考えてるっちゃん。」って語りだしたことが、すごくいいなって素直に思えたから。当時は喫茶店で、鮫島さんがいつもの「おせっかち」※で殴り書きした資料をテーブルに並べながら話してましたね。
haruの目指す姿や想いが商品となって形になれば、きっと未来がもっとよくなる!というのを確信できていて、当時は静かに盛り上がってました。喫茶店だったからね(笑)。
※おせっかいと、せっかちを合わせた造語
鮫島さんが考えていることを聞いて、書かれた言葉を読んで、お客様に伝わるように整えてみたり、言いかえてみたりしながらコンセプトブックができたという。だからharuからお届けするものって、とても個人的なこととか、個人として思っていることが入っていて冊子などの文章も「口語体」が目立つんですよ。
山下:私、haruのロゴマークに込めた想いと意味を聞いた時の感動がいまだに続いてますよ!PRでも色んなところで話しちゃう。haruのロゴマークって、横に倒すと「100」っていう数字になるんですよ。これって、haruがどんな時も必ずお客様にお約束するって決めた「100%天然由来の物づくり」から来ているんです。
もちろん商品のボトルにも印字するし、ブランドの顔として、看板として出していくロゴマークにこの約束を入れるって。その覚悟がかっこいいなって。「うちの商品は100%天然由来じゃなければ出しません!」って言ってるようなものだもん。鮫島さんと細野さんから最初にストーリー含めてお話しを聞いたときに、私は本当にharuが大好きになりました。もう鷲掴みにされた!