Q:お客様に最高のお買い物体験をしていただくための工夫もいろいろあると思いますが、普段はどんなことをしてサービス向上を目指しているのでしょうか?
境:私たちは、いわゆる一般的な「コールセンター」を目指している訳ではありません。
とくにお客様対応のマニュアルがある訳でもなく、だからこそコミュニケーターが一人一人のお客様の心情や生活背景までも理解しようと心掛けています。
具体的な取り組みとしては、お客様からいただいたお声を通して、コミュニケーター同士の情報共有に力をいれています。私たちは単なる受付係ではなく、お話しできたお客様のこころが「ハレる」お手伝いを全力でしたいと思っています!
西村:ちなみにharuお客様センターのことは社内では「カスタマーシップ部」という名前をつけているんです。一般的に企業ではコールセンターを「CS部」と呼ぶことが多いです。CSとは、Customer Satisfactionの略称で「顧客満足度」を意味しています。わたしたちはそんな略称である「CS」を「カスタマーシップ」と名づけました。シップとは「あり方」を指します。フレンドシップのように、お客様とコールセンターの担当者という役割をこえて、人として「伴走し続ける」姿勢のあり方を考えたいという意味もこめて、カスタマーシップと名付けることにしたんです。顧客満足はお客様が感じるものであって、こちらが与えるものではありませんからね。